💡 はじめに|「ビジネス×パーティー」な59キャデ現る
1959年キャデラック・デ・ヴィル──といえば、あの巨大なテールフィンとラグジュアリーな風格で知られる存在。
そんな1台をまさかのピックアップトラックに改造した個体が、海外で密かな注目を集めています。
しかもこの車、ただの“面白カスタム”ではありません。
前半はビジネスライクに、後半は完全パーティー仕様という、絶妙なコンセプトが光る1台なんです。
📸 改造された姿がこちら(出典:Carscoops)
この車両は、2015年に海外メディアCarscoops.comで紹介されたカスタムキャデラック。
元のモデルは1959年型クーペ・ド・ヴィルとされています。
フロントマスクやキャビン周辺はオリジナルの雰囲気を保ちつつ、
リアセクションが大胆にカットされ荷台スペースに変身しています。
🛠 改造ポイント|見どころは“バランス感覚”
- ✔️ テールフィン&テールランプはしっかり再利用
- ✔️ ピックアップベッドにはウッド調パネル&アクセント
- ✔️ ホイールやマフラーはカスタム品で現代風に
- ✔️ フロントはあくまで“クーペ・ド・ヴィル然”とした高級感
ラットロッド系ではなく、スタイリッシュで品のある改造に仕上がっているのがポイントです。
🎉 ビジネスとパーティーの“二面性”が魅力
この車の最大の魅力は、そのコンセプトの一貫性にあります。
- 🚗 フロント:取引先に乗りつけても恥ずかしくない重厚感
- 🍹 リア:荷台にクーラーボックスとスピーカー積んでパーティーへ
つまりこれは、仕事も遊びも本気な男のためのキャデラック。
そんな生き方を、車で体現しているわけです。
🌍 カスタムカー文化における価値
こうした“異種融合”系カスタムは、アメリカのカーカルチャーの中でも独自の地位を築いています。
- ✅ クラシック+ユーティリティ
- ✅ 高級感+遊び心
- ✅ 誰ともかぶらない1点モノ感
実用性よりも「自分の世界観を可視化する」という意味で、非常に完成度の高いカスタムといえるでしょう。
🔗 参考記事
引用・参考元:Carscoops.com - 59 Cadillac DeVille Pickup Truck Is All Business Up Front, Party At The Back
🏁 まとめ|“やりすぎ”ではなく“ちょうどいい狂気”
この1959年型キャデラック・ピックアップは、単なるジョークや派手な展示車ではありません。
「好きなものを、好きなカタチで所有する」
そんなアメリカン・スピリットが詰まった夢の具現化なんです。
もしあなたがガレージに1台置けるなら── この「前ビジネス・後ろパーティー」なキャデ、ちょっと惹かれませんか?
📸 改造された姿がこちら(出典:Carscoops.com)
この車両は、2015年に海外メディア Carscoops.com で紹介されたカスタムキャデラック。
元のモデルは1959年型クーペ・ド・ヴィルとされています。
出典:Carscoops.com(上記記事リンクより)
出典:Carscoops.com
出典:Carscoops.com
出典:Carscoops.com
出典:Carscoops.com
🔍 モールの仕様とVINコードに注目
この車両は、サイドモールが「Series 62」仕様になっており、
デ・ヴィルに特有の上部クロームモールは見られません。
さらに、車両のVINコードは「59A014261」。
この「A」は6200シリーズ(Series 62)を示しており、
見た目はクーペ・ド・ヴィル、登録はシリーズ62という構成になっています。
🧩 この車両は“モール違い”個体の好例
こうした「見た目はDe Ville風、実態はSeries 62」の車両は、現存個体でもしばしば見られます。
- 事故やレストア時のパーツ流用 - カスタム時に好みのモールを装着 などの理由で“見た目と中身が一致しない”59キャデは珍しくありません。
この個体はまさにその代表例といえるでしょう。
📘 検証記事への布石
このような「モール違い個体」や「混在スタイル」は、今後掲載予定の特集記事
『その59キャデ、本当にDe Ville? ──現存個体に見る“モール違い問題”を徹底検証』でも詳しく取り上げています。
次回はお待たせしました!「🚗 1959年型フォード 全グレード 徹底ガイド」をやります。フォードの魅力を徹底ガイドします!